天空の廃道「砂糠山の養蚕場跡」その3 谷を・・・登る 冒険日2013.12.7

 導入>その3


 寄り道でお腹いっぱい・・・。

 というわけにはいかないのです!。
少し前までなら、ここまで来て、満足して帰路に着いていたであろうが、
今日は違う。違うのだ!

 



 行かなければならない。この谷を。
 
 登らければならない。この道を・・・。



 道・・・?

 
 

 うーん・・・


 ・・・ない!

 道はない!

 あるのは、索道で使用したであろうワイヤーロープと、

 

 小さい砂防堰堤(ダム)だけだ。



 でも、このワイヤーロープってやっぱり何か興奮するの。

 あの鉄塔さんと繋がっていたんだな〜と考えると、しみじみ。

 あぁん、この堰堤も素敵だわぁ。



 まぁ、とにかく、登るべ。

 登るべ〜・・・よっこらせ・・・

 よっこらせ・・・


 ・・・うぉー!

 

 砂防堰堤、崩れ放題!
 
 いいねぇー
 
 こういう所で興奮しつつ、登ります。



 

 少し登るだけでいい眺め。

  谷の始まりは、岩がゴロゴロ。
 砂防堰堤やらワイヤーロープなどあり、ごちゃごちゃしていましたが・・・

   

 ここは日本、神津島。
 少し登れば外国のような風景が・・・!?
 
  ガレ場のごちゃごちゃがなくなり、藪が現れました。
 そんなに深くはないものの、突破は出来ないので、左岸側から巻くことに。
 巻くといっても、このあたりは足場が安定していなく登りにくい・・・。

 



 おっ!
 ふと、岩肌を見てみると、

 

 

 キラキラ光る黒曜石
 なんと、砂糠山は黒曜石の地層が見れるのです!
 この辺りで黒っぽい石があれば、それは黒曜石。
 
 神津島の黒曜石は縄文時代には本土に渡って、矢じりなどで使われていたという歴史があります。
 こんなところでもふとした、歴史を感じられる、冒険になりますね。。
 しかし、砂糠山の黒曜石は質が悪いそいうです。

 ちなみに、船から見れた黒曜石の層。
 

 

 

 さてさて、登りに戻りましょう。

  

  谷の裾を歩きます。



 

 谷の狭くなっている所を抜けると、傾斜は緩やかに。


 さらに、少し登ると〜、



 

 すごぉー!

  視界が開けて、ちょっとした平地、くぼ地の登場。
 なんなんだここは!?

 谷、渓谷、カール、なんていえばいいのだろうか?
 しかし、すごい。
 
 砂浜からガレ場になり、
 砂防堰堤群になり、
 藪に覆われたところになり、
 黒曜石を拝みつつ、
 傾斜がゆるくなったと思ったら現れるこの景色。

 飽きないさぁー!


 振り返れば、
 
 登ってきたことがわかります。


 
 
 
  途中には朽ちた水路。
 ほんと、ここに建設資材とかを搬入してこんな水路とか建造物を作ったんだなぁ。
 
 こん水路沿いに登り、藪のトンネルを抜けると〜





 おおっ!?
 
 
 


 またでたぁー!砂防堰堤!

 そして、奥には・・・
 砂防堰堤でない、石垣があるぞー!

 
 あそこまで登り詰めれば、いったい全体何が待っているのであろうか・・・。

 

 鼓動がまたまた、早まってきた・・・

 砂防堰堤を登ります。

 おぉ、いい眺め。
 
 

 ん?

 ぬおおおぉぉぉぉぉぉ・・・

 


 

  空と道が近づいている。そう、実感する。

 手前はまた砂防堰堤だが、
 上の2段は石垣だ。土砂を食い止める堰堤とわけが違う。

 あそこには、道がある。
 もしくはそれに準ずる物が待っている。
 
 何かが待っている!

 
 
 さらに、視線を右にずらすと、
 
 
 あるぞ!  あるぞ! あるぞ! あるぅっ!!


 これは、ガードレールの支柱ではないか!?!?!?!?

 つまり、その向こう側には・・・!!

 道がぁ!


 待ってろ。
 すぐ、そこまで行くからぁ!


 立ちはだかる石垣
 

 道を空けろー!
 




 ふぅ・・・ふぅ・・・ふぅ・・・




 
 うわっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・っ!!!!



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