天空の廃道「砂糠山の養蚕場跡」その2 谷を登るその前に

 導入>その2

 
 さぁ、行くべぇ行くべぇ。
 不慣れな磯歩きで変に疲れた足を休めること無く谷登りを始めよ・・・
 
  


 ん?

 

 んん〜ん?

 振り向いてみるとそこには・・・

 

 何かあるぞー!?

 

 なんか、かっこいいなぁ。

 ほとんど人の訪れることの無い、崩壊地の向こう側に佇む鉄塔だ。
 荒波にもまれてるはずなのに、錆落ちること無くがっちりとした立ち振る舞い。
 いまにも動き出しそうだ。
 
 うおーー!
 そんな、物を見つけたら行って見るしかない!

 
 谷を登る前に寄り道です。

 

  立ちはだかるのはこの大岩。
 回り込むにも波がすぐまで来ている。
 登って越えるしかない。

 どっこらせ。

 

 どっこいしょと。
 
 
 

   苦労しつつも大岩を越えました。
  
  そして、なんと!
  鉄塔を目指す我々の目の前にもうひとつプレゼントがありました。

  

  穴。


  ・・・穴だぁーー!
  

  穴があったら・・・

 

 

 入ります。もちろん。


 

 いい眺め。



 穴、ご馳走様でした。



  鉄塔の前においしく穴を頂きました。
 寄り道中の寄り穴を終えて、鉄塔を目指す寄り道に戻ります。

  はぁ、

 一難去ってまた一難。
 また、こんな岩が待ち構えてます。
 鉄塔に行くには、岩or海。もちろん岩越え。
 
 

  この岩を越えます。
 
 よっこら・・・せっ!?


 


 また・・・

   穴だーーー!

 
 お、おいしく頂きます(合掌)。

 


  な、なんて、美しい曲線なんだ。
 そして、岩を一枚隔てただけでなんで先ほどの穴と雰囲気が全然違うんだろう。

  こちらの穴はまるでお姫様。
 これになぞって、先ほどの穴にを例えるとしたら、わんぱく坊主であろう。

 

 

  きれいな穴でした。 もう、お腹いっぱ・・・、
 いやいや、天空の廃道へ向かっている寄り道中のさらに寄り穴ですから、
 これらはまだまだ前菜段階ですよ。

 さてさて、仕切りなおして鉄塔へ向かいます。


 二難去ってまた一難
 ・・・越えなければいけない岩。その3登場。

 
  ロープ付き。

 
 さぁ、これを昇れば・・・

 いよいよ・・・ヨイショ

 鉄塔に・・・ヨイショ


 てっとぅ・・・ヨイs

 あ・・・

 

 鉄塔だぁーーー! 目の前に鉄塔だぁ!
 
  鉄塔に向かって残り少ない距離を急ぎます。
 足元は悪いが、そんなのは関係ない。
 気持ちは焦る。そして、自然と早足になり・・・。

 ついに、
 

 つ

 い
 
 た

 ・
 ・
 ・

 
 
 着いたぞぉーーー!!
 (いまさらながら、この写真の方は友人です。)
 
 
  この世に生まれ25年

 初めて触れる鉄塔のぬくもり
 初めて踏みしめる大地(?)
 初めて見るここからの風景。

  昔、車の免許を取った時には、島を隅々まで走り回って、
 はぁ、神津島にはもう行くところはないな。と思ってしまった時期もありました。
 自分のバカやロー。大馬鹿野郎だ。

 こんな素晴らしい場所、景色があったじゃないか。



 
  

  いま、神津島に住む人で、この景色を見たことある人はどれくらいいるのだろうか?
 

  ふぅ。
  一息ついて、知らなかった場所、風景を知る喜びに浸りのんびりします。
  
    


 そして、鉄塔を愛でる。

 

 愛でる。
 
 

 めでる。

 

 MEDERU

 


  意外に高い鉄塔。

  

 

 しっかりとしてますが、結構高くて怖かった。ふぅー


  さてさて、長い寄り道となってしまいましたが良いものでした。
 ここに行くだけでもよい冒険になりますね!

  これから谷の入口まで戻り、待ち受ける謎の建物、
 谷の上の秘境へいざ参りましょう!

 

   シュパパッ!


 

 岩を声越え、お姫様穴、わんぱく坊主穴(正式には釜ヶ下洞窟)を横目に撤収!




 

  さぁ、登るぞ!

 
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